また、先ほどパーソンファインダーのお話もございましたけれども、NTTやNHKの方が中心となりましてJ—anpiというシステムを公開しております。これは、安否情報を保有する機関が連携いたしまして、それぞれの機関が保有する安否情報を横断的に一括してパーソンファインダーも含めて検索できる、確認できる仕組みを構築しております。
このような通信機器が避難所に配付されますと、例えば皆さんが、もちろん携帯電話で人の安否をとることができるんですけれども、もう一つ、グーグルがパーソンファインダーというので、知り合い、また家族を捜すというのをやっておりました。
安否確認についても、インターネットの掲示板のシステムを通じて、例えばグーグルのパーソンファインダーというのがあって、そこで家族の安否を入力して、一方で確認をする、こういうことが多々行われました。インターネットのいわゆるソーシャルメディアを通じた災害時の情報発信と受信、相互連絡のネットワークは、今回大きな力を発揮したというふうに思います。